瞑想と臨死体験

(目次)

瞑想と臨死体験

瞑想をすることで、臨死体験を経験する人もいます。臨死体験とは、ニアデス体験ともいわれますが、瞑想中に起きることもあります。極めて深い瞑想状態で臨死体験のような現象が起きる可能性はあります。これは瞑想と魔境という記事にも詳しいのですが、瞑想をすることでこの種の神秘体験をするケースは少なくないとされています。
(参考)
瞑想と魔境

あるアメリカ人女性のケース

あるアメリカ人の女性(大学生)は、瞑想をしていると、いつの間にか目前に亡くなった人々が現れ様々な提言をくれたといいます。彼女の話によると、瞑想をしていたら急に目前が真っ暗闇になり、そこでさまざまなビジョン(彼女の場合は、亡くなった人々が自分に語りかけてきた)を経験しました。

 

臨死体験で人生観が変わる

臨死体験をした人では、人生観が180度変わってしまうことも多く、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の後遺症に悩む、米国の帰還兵も瞑想により救われたという話は大変に多いストーリーです。

何をしても何をやってもいくら精神安定剤を飲んでも、解決できなかった自分自身の心の問題(メンタル)が、瞑想によって、はじめて解決したと彼らはみないちように語っています。

瞑想で心の傷が癒える

私が行った南米の森林地帯では、ヒッピーたちが集まり、そのコミュニティーの中で、瞑想リトリートのようなものを開き、さまざまな訪問者を受け入れていました。彼らの目的は瞑想で臨死体験のような神秘的な体験を経験することでした。ある男性は、瞑想をしていると、急に体外離脱し、そのときに仲の良い友人が今何をしているのかわかったそうです。そして、その後、その友人に電話をかけ確認してみると、ビジョンで見た通りになっていたそうです。

瞑想をすることで臨死体験というとおかしな話ではあります。正確には瞑想をすることで、臨死体験類似経験をするといった方が良いかとは思います。字義通り解釈すると、瞑想をして臨死体験というのはおかしな表現です。)これではあたかも、瞑想をすることで、死んでしまうかのようなニュアンスに聞こえてしまいますので。)

臨死体験の種類

亡くなった人に会う

臨死体験者は、亡くなった人に会ったという報告をすることが少なくありません。共通しているのは、みな亡くなった人に限定的に出会っているということです。

啓示を受ける

何かしかのビジョンをみることで、自分が生まれてきた理由はわかり、その後の人生観が180度変わってしまう。

魔境を経験する

瞑想をすることで、怖い体験をすることもあります。ネガティブな体験の場合が多いので、人生観を悪いものにすることが多いようです

体外離脱する

臨死体験のようなことをすることで、体外へ離脱し、自由自在にこの世界を飛び回ったという話もあります。アメリカの脳外科医、エベン・アレクサンダーはこの種の体験をニアデス時に経験しました。

瞑想と臨死体験

すぐ上で述べたエベン・アレクサンダー氏は臨死体験のような神秘体験は瞑想を行うことで可能だとしています。瞑想をすることで、脳を高次の次元の周波数に合わせることができるからだと語っています。

まとめ

瞑想で臨死体験をする人もいます。
臨死体験は未だに医学的、科学的には多くの謎を残しています。
単純に脳の機能だけでは説明できない部分も当然ながら存在しています。
量子論で考えると、高次の次元は確かに存在しています。したがって、瞑想によって意識レベルが変わればそのような周波数帯域に合わせ、それに伴い、日常生活では見えてこない「何か」が見えたり、聞こえたりする可能性もあるということです。